イベントレポート

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第2回 伊藤達也の「政治改革の羅針盤」

講師:伊藤 達也氏(元金融担当大臣・松下政経塾5期生)

テーマ:「鳩山政権、デフレ克服のための道筋は?」

日時:2009年12月24日(木) 19:00~20:30

場所:九段下サロン8F

 

 さすがにクリスマスイブということで、伊藤先生もどれくらいの方がいらっしゃるか心配されていたそうですが、会場は超満員で大盛況のセミナーとなりました。

今が旬のテーマだけあり、熱心にメモをとる方が多かったのが印象的でした。政治というと難しいイメージをもたれる方も多いかもしれませんが、伊藤先生は事例をふまえながら、分かりやすく説明してくださいました。

例えば、ハネムーン期間の100日を過ぎた鳩山政権にとってこれからが正念場となるが、予算編成ひとつとっても課題は山積。事業仕分けは注目され、政治的には成功したが、結果として財政赤字は拡大してしまった。それはなぜか・・・

歳出の3割近くが公務員の人件費で、ドイツやフランスなどに比べると非常に高い。(実際に地方公務員と民間の給与比較を見せていただきましたが、「こんなにもらってるのか」と驚きました。まだまだ見直すべきことは多いのですね)

 現在の円高状態は企業の努力の範疇を超えている。日本銀行は3年はデフレが続き、日本の潜在成長率は0%半ばであると展望レポートに記載しているが、こういうものに対し政府が議論していくことで今後の戦略が見えてくるはずだが、実際は国民の多くはレポートのことも知らない。

などなど…

 また、デフレ乗り越えるための要素として「成長戦略の3K(子供、環境、雇用)」「財政政策」「金融緩和」「財政に対するコミットメント」の4つをあげられていたほか、需給ギャップ35兆円をどうやって埋めるのかを説明しマーケットの信頼を得ることや、アジアの外需を内需に取り込むなど、いろいろな提言もされてらっしゃいました。

 伊藤先生は自民党政権の良かった点、悪かった点を率直に振り返り、そのうえで今後の日本をよくしていくためにはどうしたらいいかを真剣にお話いただき、私も非常に勉強になりました。

 伊藤先生の講演は全12回で、今後もまだまだ続きます。次回の講演が今から楽しみです。

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